田舎の空き家は売れる?売れない?

田舎の空き家は売れる?売れない?

この記事では、田舎の空き家は売れる?売れない?|解体費用・売却方法・特例控除で損しない手順について解説をします。

空き家を売りたいと思った時に、確認しておくとスムーズに進行していくポイントを解説します。見落としがちな点や意外と知らなかった内容など、この機会にご確認ください。

空き家を売りたい人がまず確認すべきこと

空き家を放置すると起きるリスク(固定資産税・特定空家指定・近隣トラブル)

ある日、引越しや相続などで居住していない家を管理することに。自分の家を離れられないし、誰かに住んでもらうのも気を使うし。とりあえず空き家のままにしようかな…そんな方も少なくないと思います。

 

しかし空き家を放置すると、金銭面などで重大なリスクが発生します。代表的な例をご紹介します。

まず最初に思い当たるリスクは固定資産税です。

住んでいなくても必ずかかります。土地や家屋などの評価額をもとにして支払う税金額が決定されます。払わなかった場合、滞納金が発生したり最悪の場合は大切な財産を差し押さえられる場合もあります。

次に、特定空家指定制度。

耳馴染みのない言葉ですが、意外と近くに潜んでいるリスクです。どういう制度か端的に説明すると、空き家を放置し近隣に迷惑をかけた場合、持ち主の支払う固定資産税が爆増します。空き家は定期的に調査がなされ、

 

①倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態

著しく衛生上有害となるおそれのある状態

適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態

④その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

 

このような状態にあてはまる場合、特定空家に指定され、なんと罰則があります。支払う税金は3〜6倍になるケースが多く、絶対に避けたいリスクです。

最後に近隣トラブル問題

これは想像しやすいのではないでしょうか。

 

例えばあなたのご自宅の隣にボロボロの空き家があった場合、虫が湧いたり雑草が生えてきたり。台風の際は屋根や塀が壊れて自分の家が傷つくかもしれません。なにより隣にそんな家があればご自宅のみならず近隣の資産価値が下がってしまいます。

 

さてそんな時、あなたはどのような対応をするでしょうか。

 

持ち主がわからない場合や持ち主とのトラブルを避けるためにも、行政に相談する方がほとんどだと思います。相談を受けた機関が空き家の調査に行き管理がなされていないと判断された場合、さきほどリスクとして紹介した特定空家に指定されるのです。

 

そして持ち主の固定資産税が爆増します。

空き家を売却する主な方法(仲介・買取・空き家バンク)

そんなリスクを避けるために空き家を売却する方法をご紹介します。

売却方法

まずは一般的な不動産会社に「仲介」を依頼するケースです。

不動産仲介をしてもらい、条件にあう買主が現れるのを待って売却手続きをします。不動産会社に依頼する際には不動産会社の「買取」となる場合もあります。

 

最近テレビCMでも増えてきて一般的になってきた手法で、空き家の買取をして建て替え・リフォームなどを施し売りに出します。スピーディに売却が可能なため資産を早く手放したい場合にはとても便利な方法です。

 

また「空き家バンク」制度も選択肢のひとつです。

地方自治体が運営する制度で、売却と賃貸を希望する所有者が空き家の情報をウェブサイトなどで公開します。

 

購入・賃貸希望の方に情報を提供することでマッチングをする制度です。公共の事業ですので無料で情報公開が可能で信頼性が高く広く知られるようになりました。

空き家を売却する流れ|相続直後でもスムーズに進める方法

ここでは実際に売却するプロセスを順に説明します。

不動産売却の流れ

不動産会社への相談・査定依頼の方法

不動産会社への相談は精神的にハードルが少し高いかもしれません。ですが、不動産会社はお客様のご要望にお応えできるよう常に物件を探しておりますので、どんな物件でもご相談くださればとても嬉しいです!

 

⇒お問い合わせはこちら

 

さて、実際のお手続きですがこの記事をお読みになっているスマホやパソコンで「大分 不動産売却(上位にくるワードサジェストください)」と検索してください。出てきた不動産会社の中から信頼できる会社を選びましょう。

 

とりあえず1社に電話でいいので話を聞いてみてください。売却方法や査定方法、宣伝方法などのご説明があると思います。ちなみにロール不動産サイト内でもご紹介しております!

 

不動産売却の流れについて解説

 

話を聞いた上で納得のいく方法を探してみてください。

 

査定に関しては、多くの場合はお問い合わせをいただき立地や土地面積などをもとに簡易査定をします。ネットの広告でよく見る『郵便番号・番地までわかれば簡単査定』はこの仕組みです。

 

その後、簡易査定を判断材料に本格的に売却を進めたいとなれば詳しく訪問査定を行います。その際は、建物のコンディションや周辺環境など簡易査定では見えない部分を含め正確に金額を判断していきます。

 

訪問査定の際のワンポイントですが、空き家の場合は掃除をしておいた方が良いです。実際の買主さんも内見して決めますので綺麗にしておきましょう。特に水回りは念入りにお掃除を!営業マンの靴あるいは芸能人の歯と一緒で第一印象を大きく左右します。

売却価格の決め方と注意点

売却価格の決め方は不動産会社の意見を聞きつつ進めてください。訪問査定では売却希望期間にあわせて売れるであろう金額を提出します。査定価格がむやみに高すぎても売却が難しくなるだけです。

 

低すぎる場合は損してしまいますので、値引き交渉を前提に最低売却希望価格を設定するといいでしょう。ちなみに統計では戸建てで20%程度、マンションで50万円前後、土地だと10%ほどの値引きが一般的と言われています。買う際にもご参考になさってください。

契約から引き渡しまでの流れ

購入希望者がいる場合不動産会社を通じて売買契約を結びます。

 

引き渡しの準備は主に、不用品の処分や銀行を通じたお支払いの精算、住宅ローンが残っていた場合の精算、抵当権の抹消手続きなどを行います。

 

主に不動産会社がリードしてくれますので安心してください。必要書類の準備などはお願いいたします。

空き家売却の費用と税金|解体費用から3,000万円控除まで徹底解説

空き家売却時には色々と費用がかかります。例えば解体費用の相場はこのようになっております。

解体費用‗坪単価

そのほかにも税金などかかる費用がありますので解説していきます。

 

譲渡所得税の税率は、その空き家を所有していた期間によって異なり、5年を超えて保有していた不動産を売却した場合、譲渡所得税率は約15%、住民税は約5%ですが、5年未満だと譲渡所得税率は約30%、住民税は約9%となります。

空き家売却でかかる税金の種類(譲渡所得税・住民税)

譲渡所得税の税率は、その空き家を所有していた期間によって異なり、5年を超えて保有していた不動産を売却した場合、譲渡所得税率は約15%、住民税は約5%ですが、5年未満だと譲渡所得税率は約30%、住民税は約9%となります。

【特例】空き家を売却したときの3,000万円控除とは?

相続によって得た空き家を売却した時には優遇制度があります。

 

被相続人の居住用財産(空き家)に係る3,000万円特別控除は、相続によって取得した家屋や土地を売却する際に適用できる税の優遇制度です。たとえば、相続した空き家を3,500万円で売却し、取得費や譲渡費用を差し引いた結果、譲渡益が2,500万円だったとします。

 

この場合、控除額3,000万円に満たないため、譲渡所得はゼロとなり税負担が発生しません。

 

ちなみに相続した家のお悩みについては、「不動産の相続|親が残した実家をどうする?」記事でも詳しく触れていますのでぜひご覧ください。

空き家売却の注意点|田舎の家・兄弟相続で揉めないために

ここでは売却時の注意点と揉め事を避けるために行ってほしいポイントをまとめました。

売却の注意点

田舎の家が「売れない」と言われる理由と対処法

田舎の家が売れない理由は、人口減少による需要の低さ、物件の老朽化、不動産会社が少ないこと、そして維持管理費がかかることが挙げられます。

 

売却が難しい場合は、リノベーションで物件の価値を高める、更地にして売却する、田舎の物件に強い不動産会社に依頼する、不動産会社に買い取ってもらう、空き家バンクに登録する、地方自治体に寄付する、相続土地国庫帰属法を利用するなどの方法を検討しましょう。

不動産会社選びで失敗しないためのチェックリスト

不動産会社選びで失敗しないためには、

 

・担当者の専門性

・コミュニケーション能力

・人柄

・取引実績

・物件のPR方法

・査定価格の根拠

 

これらを確認し、納得がいかない場合は複数社に依頼し検討することが失敗しないための近道です

契約トラブル・親族間トラブルを避けるための注意点

契約トラブルと親族間トラブルを避けるには、書面での契約書作成、事前の情報共有と合意のとりつけ、専門家への相談が重要です。口約束では認識のずれや後々の争いにつながりやすく、親族間であっても公平な取引と明確な合意が必要です。

 

トラブル発生時には不動産会社や弁護士など第三者の介入を検討し、早期の解決を図るべきです。

 

空き家を高く・早く売るコツ|

空き家を高く売る秘訣を解説します。

売却のコツ

売却前にリフォームやクリーニングは必要?

結論から言えば、これは必須ではありません。しかし売却をスムーズに進めるためには、物件の印象をよくすることが大切ですので、効果的な手段といえます。

 

リフォームを行うと査定金額が変わりますので、査定前には行わず、効果的なリフォーム方法を必ず不動産会社に相談しながら進めることが重要です。

買取と仲介のメリット・デメリット比較

買取の場合のメリットは売却までが断然早いという点です。現金化を急ぎたい場合にはおすすめの方法といえます。また自分で手入れをする手間がはぶけますので、忙しい方や遠方の方にもおすすめの手段といえます。

 

デメリットは、買取の際に提示される金額は相場により低くなる場合が多いので、少しでも高く売りたい方にはおすすめできません。

 

仲介のメリットは、自分の納得のいく金額で売却先を探せる点です。査定金額が想定よりも低かった場合はクリーニングやリフォームで物件の価値を高め、改めて販売することも可能です。

 

デメリットはタイミングが合わないとなかなか売れない可能性があることです。自分の納得のいく金額で売りに出したけどなかなか売れない…そういう場合は不動産会社に相談し金額の面や設備面でテコ入れをする必要があるかもしれません。

 

空き家売却のよくある質問|価格・費用・NG行為まとめ

空き家売却でよくいただく質問をまとめました。

売却についてよくある質問

空き家を売却するといくらになりますか?

よく聞かれる質問です。とりあえず金額を知りたい場合は簡易査定が可能ですので、図面などの資料をご用意のうえご相談ください。

 

建物の面積や土地の広さがわかるような写真があれば図面がなくても簡易査定が可能です。WEBサイトでも可能ですが、精度が低くなりがちですので不動産会社にご相談ください。

 

⇒お問い合わせはこちら

売却にかかる費用はいくら?

こちらもよく聞かれる質問です。これまで書いてきた解体費用や税金のように物件によって異なりますので一概にはお応えできません。

 

たとえどんな物件であろうとも、ロール不動産はお客様に喜んでいただけるよう様々な提案が可能です。ワンストップでのご対応も可能なのでお気軽にご相談ください。

家を売るときに絶対NGな行為は?

絶対にNGな行為は、何も調べずに全て他人に丸投げすることです。このブログを読んでいただければある程度の相場感は把握できると思いますが、近隣相場や市場動向などはスマホで簡単に調べられます。

 

必ず売りに出す前に自分でもおおまかな情報をお調べください。

 

そのほかには、物件の不利な情報を隠して売りに出す行為や独断で解体やリフォームをするなど後々損になるNG行動があります。

 

また住宅ローンが残っている場合など金融機関との連携がありますので事前にお伝えください。それと売却後の確定申告は忘れずに!

空き家買取で注意すべきことは?

手っ取り早く空き家買取を依頼したい!という場合の注意点ですが、まずは相場を知ることです。相場を知っていれば買取価格を提示された場合に、信頼に足る会社かどうかの判断が可能です。

 

安く買い叩かれることのないよう、複数の買取会社に依頼することもおすすめです。極端な例ですが「1000万円で売ったのにちょっとリフォームして3000万円で売りに出している!?」なんてことも防げます。

 

そのほか相続登記の義務や契約不適合責任への理解も必要ですが、信頼できる会社であれば必ず向こうから説明してくれます。必要以上に不安になることはありませんが、知っておいて損はないでしょう。

まとめ|大分県で空き家を売りたいなら|地域密着の不動産会社に相談しよう

不動産会社選びで失敗しないためのチェックリストの項目で述べました通り、

 

・担当者の専門性

・コミュニケーション能力

・人柄

・取引実績

・物件のPR方法

・査定価格の根拠

 

など不動産会社選びのポイントがあります。この全てを満たす会社はなかなか見つからないかもしれませんが、その地域の知識を豊富にもつ地域密着の不動産会社の方が、エリアとしての専門性の高さや査定価格の根拠など重要なポイントをおさえています。

 

空き家を販売する際にお困りな点があれば、どんな小さいことでもロール不動産にご相談ください。

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